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子供の口腔機能発達不全症

  • 歯科情報ブログ

子どもの食に関して心配事を抱えている保護者の方は多いと思われます。

お子様のこんな症状はありませんか?

  • 食事の時の噛む回数が少ないと感じる
  • 食べこぼしやむせることが多い
  • 滑舌が悪くて特定の発音が苦手
  • 常に口が開いている、口で呼吸している

このような症状は「口腔機能発達不全症」かもしれません。

 

口腔機能発達不全とは

乳幼児期、学童期は心身の成長発育が著しい時期であり、

顎顔面の成長発育に伴い摂食感下、音声言語、表情表出、呼吸などの口腔機能も常に発達・獲得・習熟の過程にあります。この身体の発育の過程の中で、乳歯列の完成、永久歯列への交換、顎骨や筋肉の成長など顎口腔の形態は常に変化し、それに伴い口腔機能の正常な状態も常に変化していきます。

この成長過程において、歯や口、鼻などの疾患や習癖などが原因で、口腔機能の発達の遅れや、誤った機能の獲得があれば、本人の自覚はもとより、家族や学校教職員、学校歯科医、かかりつけ歯科医等による働きかけによって正常な機能の獲得や修正を早い段階で行うことが重要となります。

小児期に健康で正常な形態と充分な口腔機能を獲得することは、生涯のベースラインとなる成人期の口腔機能を維持し、ライフコース終盤での口腔機能の著しい低下を予防できるなど、生涯にわたって健康な生活を送るための生きる力を育むことにつながります。

摂食感下の5段階(先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期)の中で、とくに食べ物を口腔に取り込み(捕食)、咀嚼して食塊をつくり飲み込みの準備をするまでの「準備期」と口腔から咽頭へ食塊を送り込むまでの「口腔期」が重要になります(表)。

口腔機能発達不全のスクリーニング

① 学校歯科健康診断において注目すること

う蝕の有無や歯列、酸合などの異常に加え、口閉鎖不全や舌小帯の異常、呼吸障害などに注目すること、また、事前調査によって生活習慣を把握することも、口腔機能を評価するための重要な指標となります。

学校や家庭などでの日常生活で注意すること

生活環境の軽備、歯と口の健康保持、だけでなく摂食の下の基本となる食事時の姿勢などに注意します。また、口腔習癖があると、歯列や咬合の異常を引き起こし、口腔機能の発達に悪い影響を及ぼします。

また長時間の頬杖、うつぶせ寝も顎骨の成長や顎関節に影響を及ぼすため注意が必要です。

 

 

子どもの時のお口の発達は生涯にわたって影響するということをご家族がしっかり理解したうえで、プロの力を借りて改善してあげることが重要です。

 

監修者情報

小林歯科医院 院長 藤家 恵子

小林歯科医院 院長

藤家 恵子Fujiie Keiko

専門領域
専門領域:歯周病治療/入れ歯(義歯)/インプラント/口腔外科/有病者・障がい者歯科、訪問歯科・口腔ケア支援。
略歴
朝日大学歯学部卒。神戸市立医療センター中央市民病院 歯科・口腔外科での研修、臨床基盤の確立。PL病院付属歯科診療所・神戸市健康保険組合診療所での外来診療と副医長としてのチーム運営経験。小林歯科医院に参画後、副院長を経て2009年に先代を継承し院長就任。一般歯科から歯周病・義歯・インプラント・口腔外科、有病者・障がい者・訪問まで幅広く診療し、地域医療に継続的に取り組んでいます。
所属学会・スタディグループ
日本臨床歯周病学会/アメリカ歯周病学会(AAP)/日本障害者歯科学会/日本口腔感染症学会・JSCO(ジアズステディークラブ大阪)/O.J(Osseointegration Study Club of Japan)/K-PROJECT
社会活動・専門貢献
加古川歯科保健センター:障がい者歯科診療担当として隔週で出務・東日本大震災・能登半島地震などで災害医療ボランティアとして口腔ケア支援。災害時の口腔ケア啓発講演を継続。

患者様へのメッセージ

お一人おひとりが納得して選べるよう、検査結果と各治療の利点・注意点を丁寧に説明し、生活背景に合わせた無理のない計画をご提案します。予防から専門治療、訪問での口腔ケアまで切れ目なく支援し、長く安心して任せていただける「地域のかかりつけ歯科」として寄り添い続けます。