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高齢者のお口のトラブルとケア ②-1

  • 歯科情報ブログ

今回は、高齢者の歯とお口の特徴についてご説明します。

 

⚪︎ 噛む力・飲み込む力が低下する

食べ物を噛んで飲み込む過程には、舌やお口まわりの筋肉が緊密にかかわっています。

筋力が衰えてこの飲み込む力が低下すると、飲食物が誤って気管に入り、むせたり、誤嚥性肺炎を引き起こしたりします。

また、歯がグラグラしたり、歯の本数が減ったり、入れ歯が合わなかったりすると、食べ物を噛みくだきにくくなり、咀嚼機能が低下します。

 

⚪︎唾液の量が減る

唾液はお口の中を潤わせることで、酸によって溶けた歯の表面を修復したり(再石灰化)、歯肉や粘膜の乾燥を防いで傷つきにくくしています。

咀嚼した食べ物を飲み込みやすくし、消化を手助けするなどの大切な役割がたくさんあります。

なぜ、唾液は加齢で減少するのでしょうか。

それは噛む力の低下や薬剤の影響などで、分泌量が減ってくるからです。

唾液が出にくくなるとお口の中が乾燥し、虫歯や歯周病、口内炎にもなりやすくなります。

 

⚪︎舌の機能が低下する

舌の主な働きは、味覚と食物を摂取することです。

舌の表面にある1万個ほどの「味蕾」という器官で味を感じ、唾液の分泌を促しながら、食べ物の消化と吸収を助けています。

舌は噛みくだいた食べ物を咀嚼し、飲み込みやすい形状(食塊)にして、お口から咽頭へ送るという重要な働きをしています。

このような非常に複雑な働きによって、体に必要なエネルギーや栄養素を取り込みことができているのです。

加齢によってこれらの舌の動きが衰えると、食べ物を噛み砕き、咀嚼し、飲み込みやすい形状にした食塊を送るという一連の動きに障害が生じます。

また、味蕾の数も減り、味を感じにくくなり、食事を味わう楽しみが減少してきます。

高齢になると、若いときとは違って、歯だけではなくお口全体にいろいろな変化が出てくるのです。

 

 

  <食事のメカニズム>

 

次回も、高齢者の歯とお口の、他の特徴について、ご説明いたします。

 

この記事は、公益財団法人8020推進財団のホームページより抜粋したものです。

 

 

 

監修者情報

小林歯科医院 院長 藤家 恵子

小林歯科医院 院長

藤家 恵子Fujiie Keiko

専門領域
専門領域:歯周病治療/入れ歯(義歯)/インプラント/口腔外科/有病者・障がい者歯科、訪問歯科・口腔ケア支援。
略歴
朝日大学歯学部卒。神戸市立医療センター中央市民病院 歯科・口腔外科での研修、臨床基盤の確立。PL病院付属歯科診療所・神戸市健康保険組合診療所での外来診療と副医長としてのチーム運営経験。小林歯科医院に参画後、副院長を経て2009年に先代を継承し院長就任。一般歯科から歯周病・義歯・インプラント・口腔外科、有病者・障がい者・訪問まで幅広く診療し、地域医療に継続的に取り組んでいます。
所属学会・スタディグループ
日本臨床歯周病学会/アメリカ歯周病学会(AAP)/日本障害者歯科学会/日本口腔感染症学会・JSCO(ジアズステディークラブ大阪)/O.J(Osseointegration Study Club of Japan)/K-PROJECT
社会活動・専門貢献
加古川歯科保健センター:障がい者歯科診療担当として隔週で出務・東日本大震災・能登半島地震などで災害医療ボランティアとして口腔ケア支援。災害時の口腔ケア啓発講演を継続。

患者様へのメッセージ

お一人おひとりが納得して選べるよう、検査結果と各治療の利点・注意点を丁寧に説明し、生活背景に合わせた無理のない計画をご提案します。予防から専門治療、訪問での口腔ケアまで切れ目なく支援し、長く安心して任せていただける「地域のかかりつけ歯科」として寄り添い続けます。