【診察時間】9:30~13:30 / 15:00~18:30
【初診最終受付】16:00まで ⇒★詳しい診療時間はこちら
【休診日】火曜午後・木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
※水曜午後・土曜午前は、臨時休診の場合がございます。

予約制

079-432-6579

ご予約はお電話でお願いいたします。

ブログ

BLOG

カテゴリー:

フッ素入り歯磨き剤の効果を最大にする“二度磨き”とは?|加古川市 小林歯科医院

  • 歯科情報ブログ

近年、歯科医療の現場では
「フッ素をいかに口腔内に残すか」 がむし歯予防の鍵として注目されています。

しかし、せっかくフッ素入り歯磨き剤を使っていても、

強く・長くうがいしてフッ素を全部流してしまう…

という方が非常に多いのが現状です。


■ 1. なぜ“うがいしすぎ”はダメなのか?

フッ素は、歯の表面にとどまって初めて、

  • 再石灰化の促進

  • エナメル質の強化

  • むし歯の進行予防

といった効果を発揮します。

ところが――

うがいを何回もしてしまうと、口の中のフッ素がほとんど残らず、効果が激減。

これは多くの研究でも示されています。


■ 2. 世界的に推奨される「イエテボリ法」とは?

スウェーデンのイエテボリ大学で確立された方法で、
世界の歯科で最もエビデンスが高い“フッ素の残し方”として知られています。

イエテボリ法のポイント

  1. フッ素濃度1450ppmの歯磨き剤を使う

  2. 歯磨き後のうがいは一回だけ

  3. 少量の水(約10ml)で軽くゆすぐ

  4. その後2時間は飲食を控える(できれば)

これにより口腔内に残るフッ素量が大幅に増え、むし歯予防効果が高まることが確認されています。


■ 3. 「二度磨き」は、日本の生活習慣に合わせた現実的で効果的な方法

ただし、日本人の多くは

  • どうしても“しっかりうがいしたい”

  • 口のネバつきが気になる

  • 泡が残るのが苦手

と感じるため、イエテボリ法だけでは続けにくい場合もあります。

日本人の習慣に合った、効果も高い「二度磨き」 をおすすめしています。


■ 4. 小林歯科医院推奨「二度磨き」のやり方

● 一度目の歯磨き
  • 少量の歯磨き剤でしっかり磨く

  • うがいは何回してもOK

  • 汚れ・泡・不快感をここでスッキリ落とす

➡「しっかりうがいしたい方」でも満足できる工程

● 二度目の歯磨き
  • フッ素入り歯磨き剤をたっぷり つける

  • 軽く磨く(30秒〜1分でOK)

  • うがいは“1回だけ” 少量の水で

➡ これでフッ素が歯面にしっかり残り、イエテボリ法と同等の高い効果に。


■ 5. 二度磨きの効果は?

二度磨きは、イエテボリ法の科学的メリットを保ちながら、
“日本人が実践しやすい形” にした方法です。

◎ むし歯予防効果の向上

◎ フッ素滞留量の増加

◎ 口の中のスッキリ感も得られる

◎ 毎日の習慣として続けやすい


■ 6. 小林歯科医院(加古川)からのアドバイス

  • 就寝前の歯磨きは、1日の中で一番大事
    寝ている間はだ液が減り、むし歯が最も進みやすい状態です。

  • 寝る前は必ず「二度磨き」 を取り入れると効果がさらにアップ。

  • お子様にも大人にもおすすめできる、
    安全で効果の高いむし歯予防法です。


■ 7. こんな方に特におすすめ

  • むし歯になりやすい方

  • 歯医者で「初期むし歯がある」と言われた方

  • 再石灰化を促したい方

  • うがいをしっかりしたいけれど、フッ素効果も得たい方

  • 矯正中・補綴治療中で歯が磨きにくい方


■ まとめ:今日からできる最強のむし歯予防

① 一度目でしっかりうがいしてOK

② 二度目でフッ素を残す(うがいは1回だけ)

③ 特に就寝前が大切

④ 加古川市でむし歯予防をしたい方は小林歯科医院へ

フッ素の力を正しく使えば、
むし歯は確実に減らせます。


■ 患者さんへのひとこと

「しっかりうがいしたいのに、フッ素が流れるのは嫌…」
そんな患者さんの声から生まれたのがこの“二度磨き”です。

今日からすぐに始められて、
効果はしっかり実証されている方法です。

わからないことがあれば、遠慮なくご相談ください。
皆さまのお口の健康を、これからも小林歯科医院がサポートします。

監修者情報

小林歯科医院 院長 藤家 恵子

小林歯科医院 院長

藤家 恵子Fujiie Keiko

専門領域
専門領域:歯周病治療/入れ歯(義歯)/インプラント/口腔外科/有病者・障がい者歯科、訪問歯科・口腔ケア支援。
略歴
朝日大学歯学部卒。神戸市立医療センター中央市民病院 歯科・口腔外科での研修、臨床基盤の確立。PL病院付属歯科診療所・神戸市健康保険組合診療所での外来診療と副医長としてのチーム運営経験。小林歯科医院に参画後、副院長を経て2009年に先代を継承し院長就任。一般歯科から歯周病・義歯・インプラント・口腔外科、有病者・障がい者・訪問まで幅広く診療し、地域医療に継続的に取り組んでいます。
所属学会・スタディグループ
日本臨床歯周病学会/アメリカ歯周病学会(AAP)/日本障害者歯科学会/日本口腔感染症学会・JSCO(ジアズステディークラブ大阪)/O.J(Osseointegration Study Club of Japan)/K-PROJECT
社会活動・専門貢献
加古川歯科保健センター:障がい者歯科診療担当として隔週で出務・東日本大震災・能登半島地震などで災害医療ボランティアとして口腔ケア支援。災害時の口腔ケア啓発講演を継続。

患者様へのメッセージ

お一人おひとりが納得して選べるよう、検査結果と各治療の利点・注意点を丁寧に説明し、生活背景に合わせた無理のない計画をご提案します。予防から専門治療、訪問での口腔ケアまで切れ目なく支援し、長く安心して任せていただける「地域のかかりつけ歯科」として寄り添い続けます。