歯の豆知識
- その他
今回は「歯磨き粉(歯磨剤)」についてお話しします。
皆さんは歯磨きの際、歯磨き粉をどのように使っていますか?
歯磨きには大きく分けると虫歯予防と歯周病予防の二つの役割があります。今回取り上げるのは、虫歯予防での歯磨き粉の正しい使い方です。
気を付けてほしいポイントは次の4点です。
①歯磨きを1日2回以上行っているか(就寝前を含む)
1日に1回なのか2回以上なのかで、虫歯予防に大きな差が出ます。
②フッ化物濃度が1450mmと表記されているものを使用しているか
日本で販売される歯磨き粉については、フッ化物濃度が1000mm以上の場合は必ず濃度が表記されていますので、パッケージを確認してみてください。
③歯磨き粉をブラシの端から端まで(長さ2秒ほど)たっぷり出しているか
せっかく高濃度のものを使っても、例えばブラシの半分程度だと含まれるフッ化物の総量も半分になります。遠慮なく使ってください。
④うがいは少量で1回のみか
少量とは、大さじ1杯くらいです。片手ですくえるくらいとイメージしてください。
せっかく歯磨き粉をたっぷり使っても、フッ化物を水で流してしまってはもったいないです。
以上の4点を守ることが、甘い物を控えること以上に虫歯予防には重要になります。
また、6歳以上の場合はこの条件が推奨されていますが5歳以下については条件が異なります。
「自分に合った歯磨きについて確認したい」。
それだけでも歯科医院を受診可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。
(兵庫県歯科医師会)
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